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更新日: 2025年01月28日

【2029年に大阪で完成予定】日本カジノ法案(IR)の最新情報とメリット・デメリットや候補地を解説

2016年2月にカジノ法案(IR)が成立してから数年が経過しました。
2020年からは新型コロナの影響があり、なかなか進展がありませんでしたが、ついに2023年4月14日、政府が大阪でのIR整備計画を正式に認定しました。2029年に日本初のカジノ施設が完成予定です。

ラスベガスやマカオのようなランドカジノを日本、まずは大阪で実現させようという計画ですが、必勝カジノオンラインの読者さんであれば、どうしてもその進捗は気になってしまいますよね。

そして、そもそもカジノ法案とはどのような法律なのでしょうか。
カジノ法案が目指す目的や具体的な内容、メリットやデメリット、さらにはカジノ開業に向けた最新の動きなどを詳しく解説します。

カジノ法案 (IR) 日本

カジノ(IR)法案とは

カジノ法案の正式名称は特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律といいます。
さらに、特定複合観光施設区域を通称統合型リゾートと表現し、その英語表現がIntegrated Resortであることから、その頭文字をとってIR法案とも呼ばれています。

名称からもわかるように、この法案はカジノを含む複合型リゾート施設の整備を行うための法律であり、そのリゾートの目玉となる魅力的な施設がランドカジノであることからカジノ法案とも呼ばれるようになったのです。

現在の日本ではカジノの運営は違法とされ開設することができません。
しかし、この法律にそって特定の地域に限り例外としてカジノの運営が認められます。

マリーナベイサンズ カジノ法案

このような特定地域のみ例外として開発する事例は海外でも見られ、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズなどが特に有名です。
統合型リゾートの開発はシンガポールの観光収入を倍増させたと言われています。

カジノ法案の目的と内容

カジノ(IR)法案の実際の法律案は以下の通りです。

第二条 この法律において「特定複合観光施設」とは、カジノ施設(別に法律で定めるところにより第十一条のカジノ管理委員会の許可を受けた民間事業者により特定複合観光施設区域において設置され、及び運営されるものに限る。以下同じ。)及び会議場施設、レクリエーション施設、展示施設、宿泊施設その他の観光の振興に寄与すると認められる施設が一体となっている施設であって、民間事業者が設置及び運営をするものをいう。

引用元:電子政府の総合窓口e-Gov

IRと呼ばれる特定複合観光施設とは

  • カジノ
  • 会議場
  • レクリエーション
  • コンベンション施設
  • ショッピングセンター
  • 宿泊施設(ホテル)

などが含まれ、これらの施設が複合的に運営されるため統合型リゾート施設と呼ばれます。

カジノ法案(IR法案)とは

これらの中でもカジノは非常に重要な役割を担う施設です。
カジノの統合型リゾート内に占める施設規模は全体の30%程度にとどまりますが、収益はIR全体の70%~80%程度を占めると想定されています。

そして、カジノを含む統合型リゾート施設は海外からのビジネス・観光客の誘致を大きな目的とし、

  • 観光産業の振興
  • 地域経済の活性化
  • 国家財政への貢献

などへの貢献が期待されています。

カジノ法案のメリット

カジノ法案にはどのようなメリットがあるのでしょうか。ここではカジノ法案のメリットを考えてみました。

カジノ法案(IR法案)のメリット

メリット 1「外国人観光客の増加による経済効果」

カジノ法案はカジノを作る、というよりも外国人観光客を誘致することを目的としているわけですから、ここが最大のメリットとして考えるべきです。

海外から外国人観光客が訪れ、カジノやリゾート施設で外貨を使用してもらえれば経済効果は非常に大きいものになります。
「日本に行くならカジノに行かなきゃね!」と思ってもらえるようなレベルになれば、外国人観光客が日本に訪れる理由にもなります。

メリット 2「地域の雇用創出による地域の活性化」

需要ができれば供給が出来なければいけません、そうなってくれば、必ず雇用が生まれます。
カジノで働くなんて怖い・・・と今は思ってしまう人もいるかもしれませんが、「IR」つまり複合観光集客施設であることを忘れてはいけません。
中にはホテル、映画館、スパ・・・沢山の施設があり、カジノはそのうちの数%だけです。それに、完成さえすればカジノに対する考え方もきっと変わると思います。
カジノディーラーなどの雇用が生まれ、地域が活性化していけば日本が活性化していく、というメリットが考えられます。

メリット 3「社会保障の財源確保」

国内にIR施設ができれば、世界中から外国人観光客が増えます。外貨がたくさん日本にはいってくることで、日本経済に大きな利益をもたらします。
そうすることで、どんどん増えていっている日本の社会保障の財源を確保できるのです。
年間数兆円の経済効果があるといわれているカジノ法案、うまくいけば日本経済は大きく好転していくことでしょう。

こう見てみると、カジノ法案は日本にとって素晴らしい利益をもたらしてくれる、と考えられます。
メリットだけ見てみるとわくわくしてしまいますよね。
ですが、このカジノ法案を問題視している人がいることも事実です。

メリット4「従来の公営ギャンブルより勝ちやすい」

国内ならどこでもパチンコ館は気軽に立ち寄れる一方、カジノでギャンブル経験がある方の数はまだ少ないかもしれません。

そこで、まだ知られていないのがカジノゲームの勝ちやすさでしょう。

  • スロット 勝率92~94%
  • テーブルゲーム 勝率80~85%
参考:ネバダ州カジノ規制当局

当サイトでは、他のギャンブルとカジノを勝率で比較したカジノ 還元率 ランキングも紹介しています、ぜひ合わせてお読みください。

カジノ(IR)法案のデメリット

では、反対の声もあるカジノ法案にはどのような問題点があるのでしょうか。次に、カジノ法案のデメリットを考えてみました。

カジノ法案(IR法案)のデメリット

デメリット 1「日本の治安が悪化?」

大きく言われているデメリットとしては、「治安の悪化」となります。
「ギャンブル」というジャンルにおいて、どうしてもここは切って離せない問題なようにも思います。
カジノで負けてお金が無くなる→犯罪に手を染めてしまう、ということを容易に考えられるからでしょう。

ですが、そもそもパチンコ屋のように、日本中どこにでもできるわけではない上に、ターゲットは富裕層です。
対策は万全でなければいけませんが、その心配は薄く、デメリットにならないともいわれています。

デメリット 2「ギャンブル依存症が増加?」

パチンコや競馬、競輪等が数多く存在する日本にいれば「ギャンブル依存症」という言葉は聞いたことがあると思います。

ギャンブルには依存性があるので、カジノが解禁されることによってギャンブル依存症患者が増えることが懸念されています。

すでにかなり多くのギャンブル依存症患者いるといわれている日本では、どうしてもこの問題が付いて回るでしょう。

しかしながら、これも先ほどと同じように、カジノは日本中どこにでもできるわけではありません、「日本に2~4施設増えたところで依存症患者の数に変化は起きない」という声もあります。
ギャンブル依存症が問題であれば、対策としてカジノへの入場制限や、きちんとした依存症管理をしていけば解決できる問題なのです。

デメリット 3「マネーロンダリングの恐れ」

いわゆる「資金洗浄」であるマネーロンダリングが懸念されています。
犯罪で手にした資金をカジノを通してチップになり、バカラなどのゲームで仲間へ・・・のような方法は容易に思いつきますね。

日本のカジノがマネーロンダリングに使用されることは防がなければいけませんので、十分な対策が必要でしょう。

デメリットを見てみると、カジノ法案の問題点として大きくあげられている「治安」「ギャンブル依存症」は解決できるというか、対策さえすれば問題にならないのではないか?と思います。

入場規制、入場料などの導入で、パチンコ・競馬等のギャンブルに比べたら全く問題にならないと感じました。

そんなことよりも、なぜパチンコ等のギャンブルにメスが入らないのか?なぜ今更そこを問題視するのか?と疑問に思いますね。

参考:カジノ法案でパチンコ業界はどう影響するか

カジノ法案の懸念への対策案やカジノの規制

カジノ法案に対しては、ギャンブル依存症が増加するのではないか、あるいは地域の治安が悪化するのではないかなどの懸念が寄せられている事も事実です。

そのため、IR施設開発に当たっては様々な対策が検討されています。

基本方針に盛り込まれた対策

IR(統合型リゾート)の核施設となるカジノに対しては、特定区域認定審査の評価基準として対策が盛り込まれています。

カジノ施設に関する評価基準とは

① 他の施設とバランスの取れた規模

② カジノ事業の収益を地域自治体への貢献に活用する

③ カジノ施設の設置および運営に伴う有害な影響の排除

などが挙げられ、特に有害な影響の排除に対する取り組みが重視されています。
ちなみに、有害な影響の排除とは、ギャンブル依存症対策ですね。

カジノ運営に対する規制案

カジノを実際に運営する際にも厳しい規制案が検討されています。
主な項目は

  • 入場料は1回6000円
  • 週の入場回数制限は3回
  • 月の入場回数制限は10回
  • マイナンバーの提示

これにより安易な利用や必要以上にのめり込むことを防止できるとして、ギャンブル依存症に対する対策としています。
ただし、IR法案の本質的な目的は海外顧客の誘致です。 そのため、海外からの来訪者には上記の規制は適用しない方向で検討されています。

また、運営する事業者は整備法に基づき厳しい審査が行われ、認可を得た会社のみが開設することができます。
また、運営開始も第三者機関による監査が継続して行われる予定になっています。

このあたりの事業者への規制は厳しいものがありますが、オンラインカジノの運営状況を考えれば当然の内容ともいえます。
むしろ、日本でも公認ライセンスを発行することにより、カジノやオンラインカジノが合法化される方向に進むのは望ましいことです。

カジノ(IR)法案の最新情報

カジノを含む統合型リゾート開発に関して日本政府は、「日本を観光先進国としていくための重要な取り組みであり必要な準備を着実に進める」とコメントし、新型コロナウィルスにより不透明な先行きの中でもなお前向きな姿勢を明確にしています。

2021年10月1日にスタートした誘致候補地域の申請が始まっています。
現在の有力候補地は

  • 東京(お台場)→検討休止中
  • 愛知(常滑)→検討中
  • 大阪(夢洲)→2029年にカジノ含む統合型リゾート(IR)完成予定
  • 長崎(ハウステンボス)→検討中

の4地域です。
そして

  • 北海道(苫小牧)
  • 千葉(幕張)
  • 神奈川(横浜)
  • 和歌山(マリーナシティ)

は残念ながらIR誘致から撤退しました。

最終的なIR誘致先の決定は2022年の後半から2023年始め頃になるとされていたところ、ついに2023年春、大阪でのIR整備計画認定に至りました。2024年の夏ごろには、準備工事の発注作業などが行われ始め、2025年の春ごろにはIR建設工事の発注ならびに着手となる予定です。

日本のカジノ候補地は?

現在では、日本初のカジノ候補地はほぼ4地域に絞られつつあります。
開業が決まった大阪や有力候補だったエリア含めてそれぞれの地域をチェックしてみましょう。

東京(お台場)

カジノ法案 お台場 候補地

東京の臨海部に広がるお台場地区は廃棄物を埋め立てた夢の島を、1986年に構想が発表された世界都市博覧会によって華々しくデビューを果たす予定でした。その後、知事の交代により1995年、開催に1年前に中止となっています。
しかし、その後石原都知事により再度脚光を浴び、実は日本へのカジノ誘致のスタート地点となった地域でした。
その後も紆余曲折があり、実際のIR誘致は他の地域に比べて遅れをとっているようにも感じられますが、世界最大の都市の臨海リゾートとしてカジノ誘致にはふさわしいエリアと言えるでしょう。

現時点では、コロナの影響などもあり、誘致の検討作業自体が休止されている状況です。

大阪(夢洲)

カジノ法案 夢洲 候補地

大阪府はカジノ法案が話題となった当初から万博+IRリゾートのセットで誘致に力を注いでいます。2025年の万国博覧会開催の実現が決まり、IRリゾートの開業も目論んでいた大阪は、他の地域と比べても最も有力な候補地の一つでした。
そしてついに、今春、2029年日本初のカジノ開業が正式に決まりました。
開業予定地である夢洲は、実は2008年の大阪オリンピック誘致の際には競技場や選手村の候補地でした。
五輪は残念ながら東京にさらわれましたが、万博+IRで再生を目指し、大阪府知事の吉村氏は「圧倒的な魅力を備えた世界最高水準の成長型IRを実現し、大阪・関西の持続的な成長につなげる」と力強く宣言しています。

なお施設内には、カジノの他にも富裕層向けの最高級ホテルや国際会議場なども整備し、延べ床面積は、あわせて77万平方メートルとなる計画です。(参考:東京ディズニーリゾートは100万平方メートル)

国内外から合計年間約2,000万人の年間来場者数を見込んでいるとのことで、大阪の観光市場がますます盛り上がるに違いありません。

愛知(常滑)

カジノ法案 セントレア 候補地

愛知県では、名古屋市と愛知県が候補地の選定で競合していました。どうやら中部国際空港(セントレア)を中心とする地域に一本化されそうな状況です。2019年に開催する国際展示場との相乗効果を期待しています。空港ならでは交通の便と人工島による治安の良さがアピールポイントです。

直近でも、継続してIR計画の検討が行われています。

和歌山(マリーナシティ)

カジノ法案 マリーナシティ 候補地

和歌山は候補地をマリーナシティとして、最も早く、かつ積極的なIRリゾート誘致に取り組んできた自治体です。最有力とされる大阪との距離は近いですが、むしろ大阪とセットで相乗効果を狙う方向でアピールをしています。マリーナシティというすでに存在するリゾート地への誘致なので初期投資が比較的少なくすむことの強みとされています。しかし、2022年4月の県議会で区域整備計画が否決されたため、現時点では誘致を断念している状況です。

長崎(ハウステンボス)

カジノ法案 ハウステンボス 候補地

長崎は中国や韓国を中心としたアジアからの観光客誘致に有利な立地といえます。また、長崎はカジノ誘致に対して反対する住民が少なくない候補地の中で、地元住民の誘致への支持率が高いことも強みと言われています。
すでに完成されているハウステンボスというリゾート地が基盤となるため初期投資も抑えられ、集客力も間違いないと考えられます。
大阪に次ぐ有力候補地とも言われていますが、直近では、資金調達への懸念から、政府からのIR整備計画の認定自体が見送られているようです。

カジノ候補地はブロックに分かれている!?

カジノ候補地の選定状況は、主力候補であった横浜や幕張、沖縄などはすでに候補からの撤退を決定するなど変化し続けています。

元々最大3ヶ所を選定するという方向なので、大阪で開業したのちには、他エリアでの開業の可能性も高まるかもしれませんね。

ほかの地域も誘致検討中

カジノ法案成立によって経済が活性化することを考えたら当然ではありますが、今回挙げた地域以外も誘致を検討しています。
法案成立により、IR誘致に対しては「誘致レース」とも呼ばれ、どの地域が勝つのか、まるでレースをしているようです。
果たして、日本のカジノの未来はどうなるのか!?カジノ法案の今後の情報に期待しましょう!

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IRカジノ法案に関するよくある質問

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そもそもカジノ法案とは?

カジノ法案とは、総合型リゾート整備推進法案(別名、IR法案)のことです。カジノ法案は簡単に言うと、カジノを含めたリゾートを作るための法律です。カジノ法案には「海外からの観光客を集め、外貨を獲得したい」という狙いもあります。

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カジノ法案にメリットはあるの?

カジノ法案のメリットは3つあります。1つ目は「外国人観光客の増加による経済効果が見込める」こと、2つ目は「地域の雇用創出により地域の活性化が狙える」こと、3つ目は「社会保障の財源が確保できる」ことです。

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日本のカジノ候補地は?

日本のカジノ候補地には、東京(お台場)、愛知(セントレア)、大阪(夢洲)→決定、長崎(佐世保市)の4か所が現在有力です。

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日本のカジノのオープンはいつ頃?

カジノ法案の検討が始まった際には、2020年のオリンピックと合わせてオープンとされていましたが、その後の政府の検討状況や新型コロナの影響などにより徐々に先延ばしとなっていました。しかし、ついに大阪府公表の夢洲地区整備計画で2029年開業が認定されました。

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